〜碧の月〜

青き至天の月影の
  刹那き涼音 抱き止めて
微かな響きを懐かしむ
  眠れる鳥の翼のよう

 遠く… 遠く…
 遙かなる記憶辿り 眠る 静寂の夜

淡き紫紺の水面にも
  瞬く星々 彩為して
遠き言葉を囁ける
  此は深青の碧麗宮…




2003/01/18記

青・母性というテーマで書いた
グラベル殿へ贈った詩。
Webサイトの看板詩にして頂いていた。