黎明ノ歌

夢を乗せたる白雲の
流れる空に詩〈ウタ〉寄せて
夜明けを待てる地に立ちて
吹き抜く風に身を委ぬ
未来秘めたる銀月に
映せる剣が舞う詩は
時を刻める針のごと
我らの記憶に彩をなす
織りなす彩を錦とし
一つ重ねる絹の暦
迎える朝を受けて今
輝く世界の明日を見る…