What's Horror Game?


 サバイバルホラーの代名詞と言えば“BIO HAZARD”。シリーズ累計売上1,000万には驚いた。専門店はどこ行っても売り切れだったねぇ…。1〜3の中では、やっぱり1が一番好きかなぁ。妖しげ(怪しげ!)な洋館ってのが良かった。ぞくっとする恐さがあったね。どっから敵が出て、いつ殺されるかとゆードキドキする恐怖もあるが、前者の方が私は好きだし、それがこのシリーズのダイゴ味だと思うのは私だけだろーか? なのにだんだんそれが減ってきてるよーなので、何となくもの悲しい。特に3なんて、ドキドキビクビクばっかりじゃんかー。(不満らしい)
 1は安心してプレイできたけど、3はなぁ…ずっと緊張しすぎて疲れてしまふ。…あ、いやいや。何かグチってるなァ。しかし、「追跡者」とは…うーむ。…ストーカー…?(正しくはトレーサー)
 シリーズ共通で出る敵と言えばタイラント。これも1の時のが良かった。何か「いかにも」って感じでさ。そーいえば地下のラボにいた「でくのぼー」(命名・妹/笑)はどうしたんだろう。あれもなかなか面白かった。
 バイオシリーズの定番として、お約束!な謎解きがあるのも、私としては嬉しい。(皆はそんなにお約束じゃないって言うけどね…)ここはこうなるなと予想して、その期待を裏切らない答え。ごくごくたまにハズれるのが尚良し。謎解きする場所には敵いないしね。あとは、ラストの方になって武器も強くなり、弾数によゆーが出てきてからやる敵の一掃。ガシガシ銃を使って一所に集めて倒すのがおすすめ。3は攻撃オブジェがあるのでもっと楽しめそうね。強くなってからゲシゲシ敵いじめるのもさることながら、まだ弱い時にうぞうぞ出てくるゾンビから逃げるのもまた楽し。いかにしてスマートに逃げるかとかね。どっちがより楽しいかで、その人ががSかMか分かるでしょう。因みに私は、サブマシンガンで倒れていく敵たち(複数形)が好きだ。

 “BIO HAZARD”の前衛として作られたのが“CLOCK TOWER”シリーズだと思う。移動のシステムにやや難アリだが、最近のバイオに比べると、こっちの方が安心してプレイできるかな。敵一人だけだしね。でも、一歩間違えると容赦なく死亡する(運も過分に関与)なかなかシビアなゲームだ。謎解きはやっぱりお約束だけど、分かり易くて少なかったのが残念…。

 ホラー系ゲームに限らずRPGとかでもそうなんだけど、私はストーリーの裏を読むのが得意らしく、密かにしていた予想がほぼすべて的中してる。だからと言うわけではないけど、シザーマンの正体が半ば予想できたので、その辺もちょっとひねってほしかったなぁ。まぁ、妹は分からない、と言っていたから別にいいけど。頭使うゲームよね。このゲームはどっちかっていうと、ゾクゾクする恐怖がメインだなぁ嬉)追いかけられても引きはなせるけど、隠れた時に見つかるか見つからないかの恐怖とかね。好きなのはFAXが送られてくるヤツ。あれは良い!(力説)余談だが、ハリスはバイオのブラッドに似てると思う。クロックタワーかバイオのモデルだったりして。(逆の可能性大)C・Tは2しかやってないからなぁ。その内1買うかも。

 バイオがサバイバル、C・Tが逃げの恐怖を扱うとすれば、人の心の恐怖を扱うのがこのゲーム、“影牢ー刻命館 真章ー”。これはストーリー的にものすごーく美しい(完成度の点でね)と思う。残念ながら恐怖を感じるほど怖くはないけど、心理的に蒼白になるようなものはあるよね。“マリオネットプロジェクト”とか“人間狩り”とかさ。「おいおい、それ言っていいの!?」とツッコミ入れたくなるような事まで言っちゃってるし。死んでしまう(=主人公=プレイヤーに殺される)人が殆ど、幸せな生活してたりするから、最初は罪悪感におそわれるけど、開き直れば面白い。いかに美しく殺すか、なんて考えられるようになれぱハマリ道一直線だね。

 このゲームの一番の問題点は、マティアが女だったことだと思う。(めっちゃ私情入りまくり…)絶対、男だって信じてたのに…。うう、やはり私は女顔した性格悪い(冷酷な)男にも弱いらしい。逆は不可。(妹にはマティアがセイランに似てると言われたが)攻略本買わないままでプレイしてたら、マティアを好きな某錬金術師(名前ど忘れ)が出てきた瞬間、爆笑してたに違いない。「テクモ何さらすー!?」ってな。うけけけけ(壊)まぁそれも面白いが。…ぅぅ、絶対男だと思ってたのになぁ…これは無念だった。ところで、ED4種全部見たら“スエゾー”もらえるらしいな。流石テクモだ。モンスターファームは1の方が良かったね。しかし、テクモにしろカプコンにしろ、ゲームの種類(ジャンル?)が豊富よね。“BOF”シリーズと“BIO”シリーズじゃ、あまりにも趣旨が違いすぎる。まあ当然だが。

 話がずれた。“影牢”は章ごとのタイトルがまたすごく美しいと思う。ストイックで良いね。私もあーゆータイトル作れるようになりたいものである。

 結論。ホラーゲームはビクっとする恐怖より、密かに忍び寄る恐怖。そしてストーリーによる恐怖の裏付けがなくてはダメ!(断定)それに美しさと凄惨さが加われば尚良。
 そして、一人でやるより皆でワイワイ突っ込みながら笑いつつやるのが良い。一人で、背後の物音にビクビクしながらやるのもあるべき姿だと思うけどな。